軽犯罪の代表格といえば皆さんは何を思い浮かべますでしょうか?
実は先日私の祖母の携帯に急ぎの電話がかかり、身内がやらかしてしまった…という旨の内容を告げられました
やらかした…というのは言うまでもなく社会的モラルや道徳に反した行為です
その1つに「犯罪」が挙げられると思います
軽犯罪といえども犯罪は犯罪です
大小とわず刑事罰は課されてしかるべきと思いますが、その”やらかした内容”によって刑事の行方は大きく左右されます
身内がやらかしたのは、”万引き行為”です
万引きは、人や店の所有物を勝手に盗んだり自分のものにすることを指します
その身内が所属する事務所に幾度も電話がかかっていることから、罪の意識はあるのでしょう
こういった場合はどのように対処すべきなのでしょうか?
まず弁護士を召喚するのは絶対条件です
弁護士は加害者への真摯な相談を受け止めたり被害者との示談交渉や略式手続等をスムーズに進めてくれるような存在ですから、弁護士を立てるのは加害者にとっては当たり前のことと言えます
そして今回盗んだものはお酒です
そのお酒の値段はざっと3000円です
被害額が軽ければ軽いほど裁判沙汰になることは少なく、加害者がしっかり反省の意思を示していれば示談成立でそのまま解決することが多いです
なので、弁護士を通じて被害者(店側)との交渉を頼み、自分が犯してしまった罪の意識をしっかり伝えることが大事です
しかも身内には前科も余罪もありません(おそらく)
万引きした際に1度取り調べを受けているのですが、そのときは解放されています
証拠不十分だったのでしょうか?
しかし今は任意捜査中とのことなので、その後の展開は分かりません
まあ余罪があるなら取り調べのときに洗いざらい調査されますし、99%の確率で初犯だと言えます
しかし祖母は自分と血のつながりを持つ実の弟が軽犯罪を犯してしまったことに、かなり心を痛めている様子です
身内の個人情報やプライベートな詳細については避けますが、犯罪動機は「お金がなかったから」と言うものらしいです
物質的な豊かさは精神的な豊かさに直結しない…と言うのはよく聞きますよね
お金の総量は物質的な豊かさには直結するけど、精神的な豊かさには直結しません
お金があっても決して幸せとは程遠い生活をしている人も大勢います
それゆえ、お金が本人の幸せに結びつくと言う、資本主義の考えが日本全体に浸透してしまっていることに、私はある種の恐怖を覚えました・・
万引きや詐欺などの軽犯罪が減らないのも、そういった日本の側面が関係しているのかもしれませんね