情弱すぎる日本人 すでに末期

松本人志さんの性加害問題が取り沙汰されて現在、話題沸騰中です

週間文春が松本人志さんと飲み会に参加した女性らの証言を寄せ集め、それを大々的にリークしたことで今回の件が明るみになりました

吉本興業、および当本人の松本人志さんはこの件に関して全否定の構えをとっています

相変わらずこの件に関しても、白か黒か…という二元論で語るのは、日本人の底の浅い思考を露呈させてしまっているようで、実に嘆かわしいと感じています

まるで犯罪者の進退を決める際に「死刑にするかしないか」で騒ぎ立ててる第三者と何も変わりないじゃないですか

その問題が起こったきっかけや背景を考え、本人や所属事務所、リークした週間文春が意見を擦り合わせて、双方のスムーズな解決を図っていくのが本来のやり方です

双方ともに納得できる円満解決…という考え方が、日本人の中にはまるでないのです

一方に全面的な非があるかのように「加害者排除論」を展開し、強引に解決を図っていくというもの

松本人志さんの件も例外ではありません

ちなみに私はこの件に関して、全く擁護する気もありませんし、タレントの肩を持つ気もありません

しかし、ネットに毒されたユーザーらはこぞってマスコミに掲載された記事を信じ切ってしまい、なんの情報の精査も吟味もすることなく松本人志さんを一方的に悪者に仕立て上げています

まず情報の出どころがマスコミの週間文春…という点に誰も疑問を抱かないのでしょうか?

週間文春はPV数や芸能人の評価を貶める記事、いわゆるセンセーショナルなリーク記事を書いて、それを広告収入の肥やしにしています

つまりほとんどの記事が「アンチ:タレント」で構成されているのです

松本人志さんが「加害行為をやったか否か」ではなく、そもそもネットの情報に踊らされやすい、日本人の情報選択の狭さに私は唖然としてしまいました

事の真偽はともあれ、問題の中核部分は本人やその当事者らにしかわかりません

一部の断片的な情報のみしか知らない一般人が、当事者以上の情報を持っているのでしょうか?

それは100%あり得ないですよね

日本人は特に情報には敏感です

新聞、ラジオ、SNS、テレビなど、あらゆる情報媒体から仕入れたガセをさも本当であるかのように、自分で変な考察や憶測を加えて、堂々とさらけだすのです

ちなみに上にあげた4つのメディアは同一資本下に置かれた統合的な派閥グループで、ほとんどのマスメディアの間で癒着や利権絡みの情報が錯綜しあっています

こういった異なるメディアが1つのチェーン状のように結ばれた報道形態のことを「クロスオーナーシップ」と呼び、代表的なのが産経新聞とフジテレビです

なので、自社に不都合な情報やリークされかねない報道があるとすぐに規制がかかり、半ば抑制気味の報道になってしまうのです(自分の体裁と保身のため)

つまりメディアの圧力ともいえる問題でしょうか

そんな腐敗状態ともいえるメディア下で、それを疑いもせずに見てしまう、情弱な一般人…

実は私の祖母もそうなんですよ

松本人志は以前から女の話ばかりしていた

→だから松本人志は問題の首謀者に違いない!

こういう安易な決めつけが「情弱」の特徴なんです

祖母はただでさえ甘い勧誘のテレビショッピングにも引っかかりそうな部類ですからね

まして、巧妙な目くらまし記事の多いネットでは、騙されてしまうのも無理はないのかもしれませんが

私の祖母含む情弱日本人には、マスコミに騙されずにもう少し正確な情報をキャッチするという、情報の取捨選択力を身につけてほしいなと思うばかりです