Amazonはいつまで安泰か
Amazonは世界でもトップクラスのシェアを誇る大手通販サイトです。
多くの人が商品を購入し、その迅速な配送と手数料の安さからアクティブユーザー数は常に上位をキープしています。
しかし、そんな便利さに溺れるうちに忍び寄るAmazon存亡の危機とは…?
YouTube、Twitter(現在X)、Instagram、facebookなどのSNS群がネット社会に胸襟を開き、多くのユーザーを奪い合い多機能化に向けてアップグレードされ続けています。
…が、Amazonには特にこれといった革新性や真新しさがなく、従来システムで運営している、というのが正直な感想。
例えば一定数の商品を購入すると手数料が割引になるというサービスはAEONや楽天でも実践していますし、1日や2日以内に商品を届けるという配送システムはアスクルでも実践しています。
ここまで多くのサービスやシステムが被っているのにいまだAmazonがECサイトのトップを走り続ける理由とは一体なんなのか?
それはぶっちゃけると
「Amazonに代わる優良通販サイトが存在しない」
という点に尽きるでしょう。
Amazonでは1日に商品を届けるという迅速な配送システムと、カスタマーサービスでの親身な受け止め、傷や汚れ、動作不良などのトラブルにも適切に対応してくれる面など、あらゆるところでAmazonの良さが際立っています。
また、手数料が安いというのも、Amazonの通販が好まれる根本的な理由になり得るでしょう。
例えば私が現在契約しているAEONは配送料が2000円以上かかるので、より多くの商品を購入しないと損するシステムなんです。
私の地域ではAmazonや楽天など大手通販サイトの範囲対象外なので、より最寄りの店舗から最短距離で届けてくれるAEONを選んだ、というのが現状。
しかしAmazonより商品のラインナップが乏しい、配送までに3日以上はかかるなど、Amazonと比べて粗や欠点が目立ちます。
いや、Amazonがあまりに完璧すぎるので見劣りしているように感じるだけかもしれませんが、やはり手数料の安いAmazonにユーザーは移るよね、って話です。
例えばTSUTAYAとゲオならまだ評価が分かれるかもしれません。
TSUTAYAのほうが商品のラインナップは豊富なものの手数料は高め、
ゲオは手数料は低めだけど商品のラインナップが少ない、というお互いの欠点を擦り合わせるとどっちがいいかとは言えませんよね。
Amazonは何もかもが他の通販サイトより勝っているのでユーザーも偏りやすいのです。
それこそフィーチャーフォンからスマホ・・みたいな革新的なパイの移動が起きない限り、Amazonはいつまでも安泰でしょう。