ひき肉と野菜の甘酢炒め

ーー概要

5日目はひき肉と野菜を炒め合わせた簡単レシピを選び、とんとん拍子で料理が進みました。途中で焦ることも調味料を入れ忘れたりすることもなく、淡々とこなす澄ました料理人のイメージを装っていました(笑)。知らず知らずのうちに鼻歌まで演奏していたかもしれません。しかしまだ5日目なので自惚れてはいけませんね。あくまでフライパン1つで料理できる簡単レシピを厳選しているので、これから徐々に料理の難易度がグンと上がるのではないかと予想しています。いや、自分が難しい料理を避けていては意味ないので、いつか一人暮らしを始める前に揚げ物などの難しい料理にもチャレンジしていきたいですね。

 

ーーやり方・手順

料理のやり方は至ってシンプルです。3日目のお好み焼きのように難しい技量などは一切必要ありません。野菜を切ってフライパンで炒める、というごく簡単な流れです。とはいえ、それだけシンプルな手順だからこそ油断して手を抜いてしまうこともあるやもしれません。寸分の気の迷いも許さず、淡々と料理をこなしていきたいですね。

 

①ピーマン・茄子を切る

実は今までの料理ではピーマンと茄子を切る機会は1度もなく、意外にもこれが初さばきとなります。ピーマンはご存知の通りヘタを根こそぎ取り、ちょいと水洗いしてその後細かく切り刻んでいきます。特に難しい作業ではないので、ここは盛大に端折りたいと思います(笑)。次に茄子ですが、これもピーマンと同じく細かく切り刻むだけです。特に定まった切り方などは存在せず、自分好みの形に切っても構わないそうです。(とはいえ、炒め物なら一口大サイズに切るのが鉄板でしょうが。)

 

②調味料の混ぜ合わせ

これは今までの料理ではいやというほどやってきた作業です。酒、醤油、片栗粉、砂糖、酢、水を分量に従って入れ、そのまま混ぜ合わせます。色はネットの動画では淡い茶色になっていましたが、私の場合は少し濃いめの茶色でした。しかし特に味の変化は感じませんでしたので、その調味料の濃度によって色合いが左右されるのかもしれませんね。

 

③フライパンで炒める

フライパンにごま油を大さじ2分の1を入れ、全体に通します。そして中火にかけ、最初に解凍しておいた豚ひき肉を半分ほど入れます。焼き色がつくまでひたすら炒めるのですが、少しでも赤みの部分が残っていると食あたりや消化不良の原因になりますので、ここは念入りに炒めました。そして次にピーマンと茄子を入れ、しんなりするまで5分間炒めます。その際にちゃんと炒めてあるかどうか確認するため、ピーマンと茄子を菜箸で取り試食しました。特に生っぽい感じはしませんでしたので、最後の仕上げとして②で混ぜ合わせた調味料を入れ、ねっとりするまでよく炒めました。

 

ちなみにこの「ねっとり」という擬音語?は、フライパンで炒めて野菜の張りがなくなり、食べごろになった状態や性質のことを表すのだと私は勝手に解釈しています。何分程度かは火勢や炒め方にもよるので、ここは自己判断に委ねるしかないそうです。しかし料理において「なんとなく」という感覚はNGだと思っています。焼き目はしっかりついたであろう、ちゃんと肉や野菜の髄まで火が通っているだろうと絶対的な自信に裏打ちされた根拠があり料理というのは初めて成立するものだと思っていますので。調味料の分量だって最初から目分量でやっている人は味にムラが出てしまい一生上達には近づけません。何事もまずは基礎から入ることが大事なのです。

 

では最後に完成した甘酢炒めの写真を掲載いたします。色合いは過去最悪ですが、味は酢が程よく効いていてちょっぴり舌への刺激になりました。