鯖の味噌煮

ーー概要

今日は珍しくホットクックを使った料理、鯖の味噌煮を作ってみました。ここ最近はフライパンを使った料理がメインだったのでたまには気分転換にホットクックを使った料理に挑戦しました。そこで白羽の矢が立ったのが「鯖の味噌煮」なのです。鯖を使った料理ははま寿司でも生の握りを食べたことがありますが、やはり味噌漬けの鯖は別格に美味しいですね。味噌の濃厚な香りが部屋全体を立ち込めていました。その匂いに誘われて、定期的にホットクックの時間を確認する自分氏。完成度も予想通り高かったです。

 

ーー手順・やり方

手順は至ってシンプルです。人の手を介さずにホットクック1つだけで調味料と鯖をごった煮してくれるので前回と同じく時短レシピとしては重宝しますね。では簡潔に手順をまとめます。

 

①調味料の混ぜ合わせ

調味料はネットでは4人分となっていたので2人分に調整し、味にムラが出ないよう慎重に混ぜ合わせました。酒、みりん、砂糖、味噌、しょうがの計5つを分量通りに入れ、味噌の塊が取れる(ほぐれる)までひたすらかき混ぜました。ちなみに酒は100mlになっていたので米の量を測る入れ物でしっかりと分量を調整し、適量を入れました。酒が強いとこっちも狂乱状態になってしまいますからね。酒の量は特に慎重にやるべきです。

 

②ホットクックへの挿入・セッティング

ホットクックを用意し、鯖2通りを入れました。しかしそのままでは大きすぎるので2つに包丁で切り、なるべく底に鯖がつくよう配置を工夫しました。そして最後に①で混ぜ合わせた調味料を入れ、カテゴリーを煮物→魚介類→鯖の味噌煮・・と設定しスタートボタンをプッシュ!それから20分を待つだけです。すごい簡単ですよね?時短に繋げたい方、忙しい方にはもってこいのレシピですね。

 

下に写真を掲載しますが見栄えはこれまでの料理で1、2位を争うほど自信があります。実は味噌の部分は赤味噌でも代用可能なんです。いや、むしろ味噌より赤味噌のほうがさらに甘みが増しておいしく出来上がるかもしれません。さらに母親によれば鯖を塩焼きにすることもできれば、キムチを混ぜて韓国料理風にしたりすることもできるそうです。機会があればアレンジの幅も広げていきたいですね。

 

ちなみに余談ですが、鯖には鉄と亜鉛の栄養分が豊富に含まれており、貧血防止や血液の巡りを良くしたり味覚を正常に保ったりなど、多くの滋養作用が期待できる魚なんです!特に月経が始まり貧血気味の女性やコロナの後遺症で味覚障害に陥ってしまった方には非常に有効な食べ物なんです。

 

味覚というのは最初に味蕾という場所に味が伝わり、それが「味のもとが入ったよ〜」と神経系に伝える指令を出し、初めて人間が味として認識できるわけです。つまり神経系と味覚は密接につながっているということ。たなごころ(掌)が心の作用に直接働くように、人間のあらゆる器官はシームレスにつながっています。体の不調は、心の病気のサインです。そんなときは生姜入りの鯖の味噌煮をたっぷり食べましょう。きっと心や体が癒されるはずです。