厚揚げ豆腐の詰め物

ーーもはや王道レシピ

 

今日は厚揚げ豆腐の中にシソやスライスチーズを詰め込んだレシピに挑戦。過去に何度かやったことがあるレシピなので、僕の中ではもはや王道のレシピです。手軽・美味しい・ヘルシーといった3拍子のメリットを持つため、時短につなげたいときやササっとこなしたいときなどに重宝するレシピですね。私は石橋叩いて渡るタイプなので、時短レシピ自体には興味ないのですが、このレシピの最大の魅力はその濃厚な味わいに反して栄養価の高いヘルシーな料理…というギャップ性にあるんですね。つまり美味しさと同時に健康も損なわない、まさに一挙両得と言えるレシピです‼︎ これからの僕にとっては王道の定番レシピになるでしょう。

 

ーー手順・やり方

 

過去に何度もやったことがあるレシピなのでほとんどの工程はそつなく行えるのですが、1つだけいまだに慣れない作業があります。それが「左右に焼き目をつける」作業。詳細は後ほど書きますが、つまり豆腐を菜箸でひっくり返すという工程が未だに苦戦するのです。まして今回使った豆腐は生地が柔らかい麺豆腐だったので尚更(笑)。

 

① 豆腐に切り込みを入れる

1つの豆腐をパックから取り出し、包丁で大きく2等分します。そして白い表面に包丁の先端で切れ込みを入れ、その中をそっと指でぱっくりと開けます。そしてシソやスライスチーズの一欠片などを詰め込む作業を開始。これだけでも約15分はくだらない。実は意外と手間のかかる作業なんです。その分、やりがいや達成感がありますけどね。

 

② 調味料の混ぜ合わせ

醤油、味醂、砂糖、そして今回は新機軸として「すりおろしニンニク」を隠し味としてトッピング。それをよくかき混ぜると、すりおろしニンニクが溶けて粘りとした感覚が箸から腕へと伝わってきました。このねっとり感が最大の醍醐味なのかもしれませんね。そしていよいよフライパンの加熱に入ります。

 

③フライパンの加熱

フライパンにごま油を全体にひき、厚揚げ豆腐全てを均等に並べていきます。実は今回、火をかける前にこの工程は一通り済ませておきました。加熱してから並べる作業を挟むとどうしても「早く並べなきゃ」という焦りの気持ちを生んでしまうから。また、厚揚げ豆腐は左右両方焼き目をつけるために加熱する必要があり、片方をやったらもう片方は2回転させる必要があるんです(伝わるかな?)つまり真ん中→左→右の順で焼くと、左から右へ回転させるには2回ほどひっくり返す必要があります。

 

また、調味料を入れると非常に跳ねるので、これは最後にやるだけでいいと思います。安易に豆腐を触ると煮崩れの原因になりかねないので、おおよそ目安でひっくり返すタイミングを見計らう必要があるんですね。これは自分の直感を信じるしかないです。タイマーを計るのも有効な手段かもしれません。そして苦戦の果てに完成した写真がこちら。

 

色合いは良かったし、味付けも合格点。最初、自分が使っていた豆腐の種類が木綿だと思っていたので、意外と麺豆腐でも不必要に触らなければ(あるいは慎重にやれば)案外難易度は低めなんだな〜と。煮崩れの最大の原因はほとんどの場合、菜箸で豆腐の面を確認しようと何度も生地を触ってしまうこと。少しでも菜箸の先で触ったり、それでわずかな空洞でも開けてしまうと一気に煮崩れする原因となります。なるべく豆腐は安静な状態を維持しておきましょうね。