ジャーマンポテト

ーー幼き感性が蘇るレシピ

 

今日はジャーマンポテトを作りました。僕がまだ小学生だった頃に手軽に作れるという簡便さからしょっちゅう家に帰ってはジャーマンポテトを作る毎日でしたね。それが今回、大人になってからもレシピ実現が叶った…。幼き感性が疼くのか、やはりジャーマンポテトはカリッとした食感を出すためにじゃがいもに焦げ目をつけて料理する傾向が未だにありますね。小学生の頃もそんな感じでした。ふわっとした柔らかさより焦げ目重視でしたからね。今回ときはそれに加え、パセリやコンソメといった調味料もトッピング。見栄えを良くするため、綺麗に焼き上げることを終始心がけました。

 

ーー手順・やり方

 

幼い頃の詳細なレシピはすでに時の彼方ですが、今でもその感性は覚えています。ジャーマンポテトが完成に近づくにつれ、自分の鼻がセンサーの如く反応するのです。「もうここで火を止めていいよ!」って。むしろそれが頃合いの合図ともなっているんですが、まさに匂いで頃合いかどうかを判断しています。小学生のときもそうでした。いつまでも変わらないですね。なんかジーンと込み上げてくるような懐かしさを感じます…。

 

①じゃがいもを切る

今回は4つの小さめサイズのじゃがいもを切り、耐熱容器に入れたじゃがいもを電子レンジに通して6分間加熱。いつもの5分という時間と違い、1分、加熱時間がプラスされていることに気がついた人は鋭い着眼点をお持ちです(ブログ自体誰も見てないけど…笑)。そうです!前のレシピではじゃがいもの加熱時間が足りなかったのか、完成した後も少しだけじゃがいもの硬さが気になる仕上がりとなってしまいました。その反省点を踏まえ、今回は1分間チンを延長するという戦略に打って出たのです、えへん。その結果、甘みとコクのあるじゃがいもが完成し、口に含んだじゃがいもの噛みごたえが優しかったです。大成功ですね。

 

②フライパンで加熱

オリーブオイルを一滴垂らして全体にひろげ、油の成分を染み渡らせます。その後じゃがいもを入れ、しばらくしてベーコンや玉ねぎ、さらに調味料である塩胡椒を適量まぶし、コンソメも入れ、最後にスライスチーズを溶かしたりと、さながらオールスター状態であらゆる具材を投入。結果、香ばしい匂いがあたりを立ち込め、僕の鼻がついにOKサインを出したところで火を止め、大皿に移して完成。その写真がこちら。

 

写真で撮るとどうしても明るさが目立ってしまい、味わい深さや焼き色から滲み出るカリッと感が表現できないというか安っぽくなってしまうんですよね。また、今回はいつもと違ったフライパンでの料理だったので、かなりじゃがいもがフライパンの底に引っ付いてしまって大変でしたね。定期的にかき混ぜないとじゃがいもの粘着性が強まってしまい、相当な力を入れないと取れなくなってしまうほどでした。でも結果的にその苦労の甲斐あってか、僕の母親は大満足のほくほく顔。笑顔の良さに釣られて、僕まで嬉しさのあまり笑いがこぼれてしまいました。家族で食卓を囲めるというささやかな幸せがどれだけ人間にとって貴重なことか、皆さんも日々の恵みに感謝して、ありがたく料理を堪能しましょうね。