豚ひき肉とじゃがいもの甘味噌炒め

ーー実家レシピの応用版

 

実家(僕の祖母の家)で作った味噌炒め料理を、今日、自宅でも挑戦してみました。本来レシピ通りに従うならじゃがいもとひき肉だけというシンプルな組み合わせなのですが、それだけではパンチ不足(というか色味が弱い)ので、人参とピーマンを加えることにしました。色とりどりのレシピが出来上がるかと思いきや、ひき肉を全部入れてしまうという痛恨のミスを犯し、ほとんどの具材がひき肉の山に覆われて見えなくなってしまいました…。これは反省ですね。量を間違えると見栄えどころか味もしつこくなってしまうので、やはり肉の量は慎重に。(でもその割にはひき肉の味が砂糖や味醂の効果なのか、バランスよく中和されていた)

 

ーー手順・やり方

 

基本的なやり方はかなり前に挙げた実家レシピと相違ありません。ただ人参とピーマンを足す分、加える調味料の量はその時より少し多めにするのがベターかなと。また、いつもはじゃがいもだけを耐熱容器に入れて電子レンジにかけるつもりが、今回は人参までも一緒にチンし、6分間加熱するというマル秘⁇レシピを追加。これにより、固い人参のゴツゴツした食感が抜け、少しばかり柔らかくなっていました。じゃがいものみならず、人参にも電子レンジのチンは適用できるんですね。新たな発見です。

 

① 人参・じゃがいも・ピーマンを切る

王道の3兄弟野菜を取り出し、人参とじゃがいもは同じ大きさに、ピーマンはみじん切りで細かく切り刻みました。しかしピーマンだけ細かく切りすぎたためか、ピーマンの苦味成分がほとんど感じられずの地味な足しとなってしまいました。さらにひき肉の山に埋もれていたこともあり存在感は皆無。ピーマンの味が弱かったのが残念ですね。反省。

 

②調味料の混ぜ合わせ

 

味醂、砂糖、味噌(母親の自家製味噌)いりごまを入れ、よくかき混ぜます。特に味噌は1つの塊のようになかなかほぐれてくれず、1つの塊が味の行方を大きく左右するといっても過言ではありません。ちゃんとほぐして味醂と溶け込ませるようにしていきます。

 

③フライパン加熱

フライパンに火をかけ、オリーブオイル一滴を円心状に広げます。油の量は人それぞれですが、油がバチっと跳ねる覚悟を決めて私は気持ち多めに入れています。でないと火が通りにくくなり、味のインパクトが弱まってしまいますから。その後、じゃがいも、人参、ひき肉の順番に入れ、しばらく加熱。さらに7分後、②で用意した調味料を入れ、全体に色がつくようにかき混ぜます。全体に色がつくまでの量を誤ったのか、1回だけの調味料では全くといっていいほど色がついていない、無味乾燥な様相を呈していました。そのため、私は調味料を急ピッチで再度作り、さらに味噌を追加しました。それでも足りないくらいでしたが味噌は十分に行きとどいたと判断し、その後火を止めて大皿に移動。そして完成した写真がこちら。

 

確かにこれはひどいですね…(笑)。せっかくの色とりどりの具材が全てひき肉の山に埋もれてしまっています。しかし味は申し分ない出来だったので、量さえ間違えなければかなり高得点(自己判断)を狙えたのではないかと。前回に続き、反省に次ぐ反省ですね。この失敗を学びに繋げられるかどうか、それが料理人としての腕の見せ所です。今後も精進に向け努力していくつもりですので、応援よろしくお願いいたします。